標高約500メートルのエルスベルク(Elsberg)台地にそびえるラトサムハウゼン城(Château de Rathsamhausen)は、オットロット(Ottrott)の村の上に堂々と建ち、アルザスの中世の歴史へと誘う魅力的な場所です。
見事な建築
12世紀末に建てられたラトサムハウゼン城には、アルザスでは珍しい堂々たる円形の天守(ドンジョン)があります。分厚い城壁が、かつてこの城がもっていた戦略的な重要性を物語っています。保存状態のよい遺構からは、かつての住人たちの暮らしや城の構成をうかがい知ることができます。
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歴史に彩られた場所
何世紀ものあいだに城の持ち主は何度も代わり、1520年から1530年にかけてのルネサンス様式の改修など、大きな変化を経てきました。数々の出来事の舞台となったのち、三十年戦争で一部が破壊されました。現在は、1985年から歴史的建造物に指定されています。
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リュッツェルブール城(château de Lutzelbourg)の遺構のすぐ近くにあり、クリンゲンタール(Klingenthal)から林道を通って行くことができます。見学は通常、オットロット観光案内所での予約制です。訪問を計画する前に、アクセスの状況を確認しておくことをおすすめします。
周辺を散策
ラトサムハウゼン城は豊かな森に囲まれており、探検にぴったりのハイキングコースが延びています。オットロットの城巡りコースでは、ラトサムハウゼン城に加えて、わずか数十メートル先のリュッツェルブール城も訪ねることができます。散策の途中では、アルザス平野とモン・サントディールを望む素晴らしいパノラマが広がります。
オットロットのラトサムハウゼン城は、歴史と中世建築を愛する人にとって欠かせない立ち寄り先で、アルザスの文化遺産に本格的に浸ることができます。



古城コルプスハイム城|18世紀の館と見事な庭園