唯一無二の建築遺産
ストラスブールの中心にあるサン・ピエール・ル・ジューヌ教会の回廊(cloître de l’église Saint-Pierre-le-Jeune)は、中世建築を伝える貴重な証人です。11世紀に建てられたこの回廊は、市内で唯一完全な形で保存されている回廊です。丸い小円柱と四角い柱で彩られた3つのロマネスク様式の回廊は、アルザスのロマネスク芸術を垣間見られる貴重な場所です。
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変遷に富んだ歴史
何世紀ものあいだに、回廊は何度も手を加えられてきました。14世紀には東側の回廊がゴシック様式で再建され、既存のロマネスク様式の回廊と対照をなしています。18世紀にはバロック様式の要素を取り入れた改修が行われ、元の構造の一部が置き換えられました。こうした変遷を経ながらも、回廊はその魅力と本来の姿を保ち続けています。
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回廊は都会の喧騒から逃れられる安らぎの場です。木陰の回廊と中庭が、瞑想や物思いへと誘います。修復された壁画、古い墓碑銘、19世紀の井戸を眺めることができ、この場所の歴史的な趣をいっそう深めています。
実用情報
サン・ピエール・ル・ジューヌ教会の住所は、3 rue de la Nuée Bleue, 67000 Strasbourg です。公共交通機関でのアクセスが便利で、トラムB線のブロイ(Broglie)停留所から行けます。見学時間は季節によって異なります。1月から2月は水曜日から日曜日の12時から18時、3月から12月は毎日12時から18時(6月から10月は10時から)です。入場は無料ですが、日曜日の午前中は礼拝のために使われます。
歴史と建築を愛する方にとって、サン・ピエール・ル・ジューヌ教会の回廊はストラスブール観光で欠かせない立ち寄り先です。穏やかな雰囲気と豊かな過去により、アルザスの中心都市のなかでも特別な場所となっています。


